「グッズメイト ひどい」と検索したあなたは、きっと「査定が安いのでは?」「対応が雑だったら困る」「返送やトラブルは大丈夫?」と不安を感じているはずです。大切なグッズを手放す以上、少しでも悪い評判が目に入ると慎重になるのは当然だと思います。
この記事(前編)は、グッズメイトを無理に持ち上げる“擁護記事”ではありません。まずは「なぜ“ひどい”と言われるのか」「どんな場面で不満が出やすいのか」を整理し、誤解なのか・相性の問題なのかを落ち着いて見極めるための材料をまとめます。
そして後編では、前編で挙げた不安や疑問を1つずつ検証し、グッズメイトが向いている人/向いていない人、高く売るためのコツまで含めて結論を出します。読み終えたときに「自分は使うべきかどうか」が判断できるように進めていきます。
なお、「グッズメイトは本当にひどいのか?」について、
実際の仕組みや向いている人・向かない人を検証した後編も用意しています。
グッズメイトは本当にひどい?後編|実態と向いている人を検証
結論を先に
結論からお伝えすると、グッズメイトが「ひどい」と言われるケースの多くは、サービス自体に大きな問題があるというよりも、利用者側の期待値とのズレや買取相場に対する認識の違い、申し込みが集中する時期による対応の遅れなどが重なって生まれていることがほとんどです。
一方で、グッズの量やジャンル、売り方によっては満足度が高くなる人がいるのも事実です。グッズメイトには「合う人・合わない人」があり、その違いを理解することが重要になります。具体的にどんな人に向いているのかは、後編で詳しく解説していきます。
グッズメイトが「ひどい」と言われる主な理由
査定が安いと感じた(期待値ギャップ)
「査定が安い」と感じる理由として多いのが、フリマアプリやオークションサイトで見た価格との比較です。個人間取引では希望価格で出品できるため、高値の出品だけが目に入りやすく、実際に成立している相場とはズレが生じやすくなります。一方、買取では市場で安定して再販売できる価格を基準に査定が行われるため、どうしてもフリマ相場より低く感じられることがあります。
また、同じグッズでも状態や付属品の有無、作品やキャラクターの需要によって査定額は大きく変わります。箱や特典が欠けている場合や、需要が落ち着いているタイミングでは、想定より低い査定になることもあります。こうした背景を知らずに利用すると、期待とのギャップから「安い」「ひどい」と感じてしまうケースが多いようです。
連絡が遅い・査定に時間がかかる
「連絡が遅い」「査定に時間がかかる」と感じるケースも、「ひどい」と言われる理由の一つです。特に引っ越しシーズンや年末年始、イベント直後などは申し込みや荷物の到着が集中し、通常より査定に時間がかかることがあります。
また、フリマアプリのように即時で価格が決まる仕組みと比べると、「待たされている」と感じやすい点も不満につながりやすい部分です。
日曜定休日で月曜日は到着が多くなり査定に時間がかかる場合もあり、また3-5月の引っ越しシーズンも依頼が集中し査定に時間がかかることもあります。
キャンセルや返送が不安
買取を申し込む際に、「キャンセルできるのか」「返送時にトラブルはないのか」と不安に感じる人も少なくありません。特に宅配買取が初めての場合、グッズを送ったあとで取り消せなくなるのでは、と心配になることがあります。この不安が強いと、少しでも不満があると「ひどい」という印象につながりやすくなります。
実際には、宅配買取申込みフォームで「結果を見て決める」と「事前に承諾する」という選択があります。「結果を見て決める」を選択して査定結果にご納得いただけない場合は無料でキャンセル・返送ができます。返送料も無料です。

検索上の“強い言葉”が目立つ
「グッズメイト ひどい」など、検索結果に強い言葉が並んでいると、それだけで悪い印象を受けてしまう人も多いでしょう。検索エンジンやSNSでは、不満やトラブルを感じた人の声ほど目立ちやすく、満足して問題なく利用した人の声は表に出にくい傾向があります。そのため、実際の利用者全体の評価よりも、ネガティブな意見が強調されて見えてしまうことがあります。
また、「ひどい」「やばい」といった刺激的な言葉は検索されやすく、まとめ記事や口コミサイトでも使われがちです。こうした言葉が多く表示されることで、内容を読む前から不安が膨らみ、「評判が悪いサービスなのでは」と感じてしまうケースも少なくありません。検索上の印象と実態には差があることを意識して情報を読み取ることが大切です。
否定意見はなぜ必ず出るのか(ロバと老夫婦の寓話)
サービスや買取に限らず、どんな選択をしても必ず否定的な意見が出てしまうのは、評価する立場や価値観が人それぞれ違うからです。
「価格を重視する人」「スピードを重視する人」「対応の丁寧さを重視する人」など、何を基準に見るかによって同じ体験でも感じ方は大きく変わります。その結果、一定数の否定意見が生まれるのは避けられないとも言えます。
ロバと老夫婦の寓話を知っていますか

「ロバと老夫婦(親子)」の寓話では、旅をする老夫婦がロバに乗る、片方だけが乗る、誰も乗らないなど、どんな行動を選んでも周囲から否定されてしまいます。最終的には何をしても批判されるという結末を迎え、「すべての人を満足させることはできない」という教訓が残ります。
グッズメイトに対する「ひどい」という声も、この寓話と同じように、立場や期待の違いから生まれているケースが多いと考えられます。
グッズメイトが不安な人が先に確認すべきチェックリスト
「ひどいかもしれない」と感じたまま申し込むのではなく、事前にいくつかのポイントを整理しておくことで、ミスマッチや後悔を減らすことができます。グッズメイトが自分に合っているかどうかを判断するために、まずは次の点を確認してみてください。
価格重視?手間削減重視?(自分の優先順位)
まず考えたいのは、「できるだけ高く売りたいのか」「手間をかけずにまとめて整理したいのか」という自分の優先順位です。フリマアプリのように価格を自分で調整したい人にとっては物足りなく感じる場合がありますが、梱包や出品、やり取りの手間を省きたい人には宅配買取のメリットが大きくなります。どこを重視するかで満足度は大きく変わります。
売るグッズの種類(アニメ系/版画/抱き枕カバー/VTuber)
売却予定のグッズのジャンルも重要なポイントです。アニメグッズやVTuber関連、版画、抱き枕カバー、タペストリーなどは、まとめ売りやシリーズ単位で評価されやすい傾向があります。一方で、細かいグッズが少量のみの場合は期待した査定にならないこともあるため、ジャンルと売り方の相性を意識しておくことが大切です。
版画や複製原画などは単品でも高くなるアイテムですのでグッズによるケースバイケースもあります。
量は多い?少ない?状態は?付属品は?
点数の多さやグッズの状態、付属品の有無も査定結果に大きく影響します。箱や特典、台紙がそろっているか、目立つキズや汚れがないかを事前に確認しておくことで、査定結果への納得感が高まりやすくなります。特に同じ作品やキャラクターのグッズが多い場合は、まとめて売ることで評価が上がりやすいため、整理しながら準備しておくのがおすすめです。
こういう人は“ひどい”と感じやすいかも
グッズメイトの仕組みや特徴を知らないまま利用すると、「思っていたのと違う」「ひどい」と感じてしまうケースがあります。特に、少量のグッズを単品で高く売りたい人や、フリマアプリの相場をそのまま基準に考えている人は、査定額にギャップを感じやすいでしょう。また、即日対応や頻繁な連絡を重視する人にとっては、査定に時間がかかる場面で不満が生じやすくなります。
さらに、状態や付属品の基準に対して厳密な認識を持っていない場合、減額の理由が分かりにくく、「納得できない」と感じてしまうこともあります。これらはサービスの良し悪しというよりも、売り方や期待との相性による部分が大きく、事前に把握しておくことで不満を感じにくくすることが可能です。
後編予告
ここまで、「グッズメイトはひどい」と言われる理由や、不安が生まれやすいポイントを整理してきました。
次回の後編では、これらの疑問が本当に問題と言えるのかを1つずつ検証し、グッズメイトが向いている人・向いていない人の違いや、少しでも納得して売るための具体的なポイントを解説します。
利用すべきかどうかを判断する材料として、ぜひ後編も参考にしてください。


通常のダンボールから版画専用のダンボールなどもご用意しております。

